2025 協力会バスツアー「えんがる周遊」

丸瀬布森林公園いこいの森 雨宮号

10月19日(日)知床博物館協力会バスツアー「えんがる周遊」を開催致しました。
協力会員とそのご家族、28名の皆様と館長、三枝学芸員、勝田学芸員、樋口学芸員、地域おこし協力隊 富永コーディネーターと川原が同行致しました。

出発時からの虹

バスツアーの始まりは大きく鮮やかな虹からでした。「良いバスツアーになりそうだね。」「日頃の行いが良いからだね。」など、窓から皆で、きれいな虹に感動しながらテンションも上がる雰囲気でした。

遠軽町埋蔵文化財センターでは、白滝遺跡群の石器など、学芸員に解説していただきました。大きな尖頭器が並び、黒曜石の多さに圧倒しました。バスの中ではあらかじめ、勝田学芸員から「黒曜石」の詳しい説明があり、よく理解してから訪れたのでとても良かったです。

解説を聞きながら

昼食後は丸瀬布森林公園いこいの森 雨宮号の乗車体験です。この日は今年度最後の営業日、そしてちょうど最終便を乗車です。
13時の最終便は雨宮号の車番をいつもの「21」から「19」へ変更した貴重な体験の「雨宮19号特別運行(同時運行)」です!
たくさんのカメラを抱えた方たちに見送られながら乗車致しました。ガタンゴトンとゆっくり揺れながら、石炭と木材を焚べて煙をモクモクさせながら走る雨宮号。
「懐かしい。」という声が多かったです。

バスの中で、三枝学芸員からこの蒸気機関車を守るための、地元の方々の熱意と苦労のお話を聞いた後だったことと、美しい紅葉の景色に、より一層郷愁を感じました。郷土愛についても考えさせられる良いきっかけになりました。

雨宮号
車窓から

 

その後は、丸瀬布昆虫生態館を観覧しました。カブトムシやクワガタなどの生きた昆虫、蝶が数多く飼育され、並んでいました。南国の蝶が優雅に飛び回っている広場がありました。樋口学芸員のバスでの解説も奥が深く、興味深かったです。

カブトムシの大きな幼虫、どちらが先に潜るかの競争ゲーム
丸瀬布昆虫生態館

バスの車内では学芸員の訪問先紹介、会員の皆様との語らいなど楽しいひとときを過ごしました。ご参加いただきました協力会員とご家族の皆様、お疲れ様でした。(川原)

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です