2024協力会バスツアー「野付三昧」

10月27日(日) 知床博物館協力会バスツアー「野付三昧」を開催致しました。
協力会員とそのご家族、30名の皆さまと館長・臼井学芸員・三枝学芸員・勝田学芸員・川原が同行いたしました。

尾岱沼漁港から観光船に乗り野付湾を満喫しました。途中、干潟の上で転がっているゴマフアザラシが見られました。また、海面からひょっこり顔をだしているゴマフアザラシもいました。天敵がいないので安心しているようです。臼井学芸員が望遠レンズで撮影しました。

転がっているゴマフアザラシ

 

木道・遊歩道をガイドさんに案内していただき、トドワラや道中の植物・海鳥などを観察しながら野付半島ネイチャーセンターに向かいます。途中のトドワラ広場からは徒歩組とトラクターバス乗車組と分かれました。徒歩組はエゾシカやきつねなどに出会えました。

トドワラ広場へ向かう途中
トラクターバス

 

次はまたバスに乗り、北辺防衛会津藩士顕彰碑(会津藩士の墓)に向かいます。三枝学芸員の解説です。「こんなに詳しく会津藩士の事や歴史を知ることができて、本当に来て良かった」と話してくださった方がいました。

北辺防衛会津藩士顕彰碑

 

タブ山チャシ跡見学では勝田学芸員の解説です。一望できる小高い丘の上にあり、アイヌ同士の戦い場所であったなどの解説を聞きました。堀の跡に人の営みを感じました。

タブ山チャシ跡

 

午後からは別海町郷土資料館付属施設加賀家文書館に向かいました。江戸時代に野付半島などで活躍した加賀家の一族が残した資料が保存されています。学芸員の方に解説していただきました。

加賀家文書館
別海町郷土資料館

 

バスの車内では館長の説明、学芸員による訪問先紹介や会員の皆様との語らいで、楽しいひとときを過ごしました。ご参加いただきました協力会員の皆様、お疲れ様でした。(川原)

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