
地域名を反映して学校名も変わった!〜タンネウシ7月号
村田 良介 学校名も変わる! 町内の学校の名前の多くは地区名が充てられていましたが、地区名とは異なる場合や現在と異なる時期もありました。既に閉校になった学校がほとんどですがそれらの学校をご紹介します。 ■朱円小学校は、明 …
村田 良介 学校名も変わる! 町内の学校の名前の多くは地区名が充てられていましたが、地区名とは異なる場合や現在と異なる時期もありました。既に閉校になった学校がほとんどですがそれらの学校をご紹介します。 ■朱円小学校は、明 …
臼井 平 斜里川で巨大イトウが打ち上がる 2022年5月11日の夕方、博物館に町民からの通報がありました。「斜里川の河口 で120cmのイトウが死にかけている。」というのです。現地に到着すると 、泳 ぐ力は既になく、呼吸 …
文化年間(一八〇七・八年)弘前・津軽家中 百三名 斜里在駐記録蝦夷地警備日記(松前詰合日記 全 斎藤勝利)を読む 【改訂再版】 文化四年江戸幕府の命により蝦夷地斜里場所警備に赴いた津軽藩の下級武士斎藤勝利が著した松前 …
阿部公男 桜園の始まり 斜里町での朱円小学校の歴史は古く、明治33年、斜里町農業の祖と云われる鈴木養太が児童数33人で簡易教育所として開設したことにはじまります。明治42年には児童数が100名を超え、さらに、大正5年に …
三浦 一輝 知床の川を歩くと、「ビッ、ビッ」と 鳴く黒っぽい鳥を見かけます。声の主はカワガラスです。名前にカラスとつきますが、 街中で見る黒いカラスの仲間ではなく、大きくはスズメの仲間です。北海道から九州までの渓流に棲み …
合地 信生 シロウリガイのコロニー 知床半島は火山活動が活発で環境が不安定なため、化石が少ない地域です。なぜなら、海洋生物の化石は太陽光が届く浅い静かな環境で、ゆっくりと土砂が堆積する必要があります。知床半島の数少ない …
三浦 一輝 2021年度に当館の三浦学芸員が行なった調査結果を元に、北方民族博物館友の会・機関誌「アークティック・サークル No.122(2022年春号)」の Feild Noteにエッセイを寄稿し、掲載いただきました …
ユキウサギは冬に何を食べる? 数年前、雪融けの頃に斜里岳の登山道を歩いていたら、ユキウサギの丸い糞がコロコロ転がっていました。何を食べていたのだろうと周りを見回しましたがよくわかりません。そこでふと頭上を見るとダケカン …
三浦 一輝 北海道には、現在もアイヌ語に由来する地名が多く残されています。例えば、斜里町の「シャリ」は“葦の生えている湿地、沼地”を意味するアイヌ語が語源とされています。アイヌ語地名は地形や生き物の名前を示すものが多く …