「漁業の歴史」展示コーナーのもっこに手作りの鰊を入れました

 

「漁業の歴史」展示コーナーのもっこ

知床博物館「漁業の歴史」展示コーナーでは、「もっこ」に手作りの鰊をいれました。

鰊は実物に近い、長さ約40センチ、重さ250gにしました。布に彩色をして、中に石や梱包材を詰めて作りました。鮮やかに光る鱗を表現したくて色々な種類のスパンコールを貼り付けましたが、輝きすぎて大失敗。一枚一枚スパンコールを剥がすと透明なボンドのあとがまるで鱗のように輝いていました。大失敗の後の成功です。

 

「もっこ背負い」は、鰊漁を代表する労働のひとつです。船が運んできた鰊を、開口部の大きな逆三角形の形状でできた木製の道具「もっこ」で運びます。実際に、学芸員が中身を20kgに再現して背負ってみました。かなり重たいようで、当時の苦労が伝わりました。
「もっこ」が使われている様子を描いた絵図などの資料では、やや腰を曲げて背負っているような様子が写っていますが、その背負い方だと背をまっすぐにして歩くより重さや腰の負担が軽減されることがわかりました。

 

かつて知床でも鰊が獲れた時期がありました。
斜里では昭和9年以降に不漁となり、戦後は昭和26年の160トンを超えたのを最後に、ほとんど漁獲されなくなりました。

当時の様子が展示されていますので、どうぞお立ち寄りください。(川原)

 

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