斜里町農業資料等収蔵施設 春の一般公開「桜園のんびりバザール」

今年もゴールデンウイークの5月3日〜4日の2日間、斜里町農業資料等収蔵施設(旧朱円小学校)の春の一般公開が開催されました。今年は残念なことに寒さのため開催中の桜の開花はありませんでしたが、来館者は多数でした。

2025年5月4日撮影

2日間の有志による「朱円の桜の小枝染めワークショップ」は大好評でした。朱円の大地から感じるパワーが布に染みるような感じがしました。まずは色つきをよくするために、温めた「無調整豆乳」に浸けて絞る下準備をします。アイロンやドライヤーなどで水分を飛ばします。そのあとは桜の枝の抽出液と媒染液に浸して染めます。
ビー玉を布で包んで輪ゴムで縛ると丸い絞りの模様ができ、出来上がりを喜んでいるご家族もいました。

(上)豆乳で浸した布(下)桜の枝の抽出液と媒染液に浸した布
乾かしている桜染の布

 

収蔵資料
三枝学芸員の解説
収蔵資料(朱円小学校の桜のモザイク作品)

4日の三枝学芸員による校内案内も15名の参加がありました。朱円小学校の成り立ちから、桜が植えられた経緯、収蔵資料の説明など、改めて学ぶことができました。農家の参加者の方が、ずっと以前に使ったことがある、見たことがある、など詳しい助言もあり、皆さんが自由に話に加わり、笑いもあり、楽しい雰囲気でした。(川原)

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です