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タンネウシ(2009年1月以降), Page 3

旧役場庁舎の保存と活用〜タンネウシ9月号

阿部 公男  斜里町旧役場庁舎は、昭和4年 (1929年)に新築されたハーフティンバー風意匠を持つ建造物です。昭和10年 (1935 年 ) に発生した大火後に復興した商店街の写真を見ると、縦型の窓、梁や柱などの構造体を …

神社とお祭りから地域を見る〜タンネウシ8月号

三枝 大悟 夏の日差しも強まってきた 6 月、ウトロの知床遠音別神社で開催された例大祭にお邪魔しました。斜里町域には 1 0 軒を超える神社があり、6 月から 9 月ごろを中心にお祭りが執り行われます。短い道東の夏が、神 …

開館時の情熱を思い出す展示〜タンネウシ7月号

合地 信生 偏光板を使った動く展示博物館に入ってすぐの地質コーナーには知床の岩石について展示されています。目の高さの位置には、岩石がどの様にして地球内部で作られ循環しているのかを偏光板の動きで示した「岩石の移りかわり」パ …

三浦詔男さんのこと…〜タンネウシ5月号

村田良介 追悼 3月12日に知床博物館協力会副会長の三浦詔男さんが亡くなられました。  三浦さんには平成13年から博物館協力会の副会長として博物館活動を支えていただきました。また、津軽藩士殉難慰霊碑を守る会の副 …

天然記念物の保護と博物館 〜タンネウシ3月号

阿部公男 知床博物館での生物飼育  知床博物館では、開館の時から天 然記念物のオオワシとオジロワシを飼育しています。正確には博物館設置以前の資料館時代から飼育がおこなわれていて、以前はタヌキや鹿、シマフクロウなども飼育し …

イワウベツ川に住む魚たちのいま 〜タンネウシ2月号

臼井平 イワウベツ川の魚に起きている異変  今年度から、世界遺産地域を流れるイワウベツ川で知床財団・知床博物館・東京農業大学の3 者協働で魚類の生息密度を調べるモニタリング調査が始まりました。その結果から、この川に存在し …

講演と博物館の役割〜タンネウシ1月号

阿部 公男  先日、知床のヒグマについて研究してきた白根ゆりさん 神保美渚さんをお招きして「研究から見た知床のヒグマのくらし」と題する講演会を開催しました。知らなかったヒグマの事実を知り、改めて知床に暮らす幸せを感じてい …